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2021.09.30
シルクを施工したら、コーティングが取れませんか?
シルクを施工したら、コーティングが取れませんか?
という、お問い合わせを頂戴しました。
水滴跡が取れる訳ですから、もしや?と考えてしまいますよね!
お気持ち理解できます。
という訳で今回のご説明です!
結論から申し上げますと心配無用です。
取れるべきコーティングは取れ、取れてはだめなコーティングは取れません。
どういう事?
まず取れるべきコーティングですが
皆様がご自身で作業する範囲の簡易コーティングは、例外なくこの【取れるべき】タイプに属します。
高い防汚性能を発揮し特に水滴跡の主な成分である無機物を固着させません。施工もしやすく、塗装面への定着性も高いです。ただ、汚れを受け止める事で自身が劣化します。施工直後から経年劣化が始まり自然消滅します。数年も持つ事は考えづらいです。有効寿命は平均3ヶ月前後が一般的です。
何故なら有機物だからです。生き物や食べ物と同じなんです。 そう考えると理解し易いと思います。つまり必ず酸化していきます。数年腐らない食べ物って在りませんよね?
凄いセールスポイントが書かれた最新コーティングを見かける事がありますが、有機物である以上、持続性の部分では大きくは変わらないはずです。
ですので、必ず定期的にコーティングの入れ替え(除去と新たに施工)をしないと汚れを固着させないという大切なコーティング働きをしなくなります。そのように出来ています。
【簡単に施工でき、防汚効果が高い。そして簡単に剥がせる(汚れと共に)】
これが、カーケア作業で取れるべきコーティングです。
対して、取れてはダメなコーティングですが、
これは『主に専門店に施工をお願いする類の硬化型のコーティングを指します。』
塗装面上にコーティングを固めて定着させます。新たに塗装するのと同程度の技術と設備が必要になります。ですので専門店で施工される事がほとんどです。
【固めて貼り付ける硬化定着】をさせますので小まめに貼り替える事を前提にしていません。逆に言えば簡単に除去はできないという事になります。もちろん時間経過と共に劣化は進行しますが、ダメになるまでには数年~数十年はかかります。ただしノーメンテで良いとう訳ではなく、摩擦や汚れの焼き付きなどで劣化した表層を研磨作業で整え、美観を保つレベルのメンテナンスは必要となります。
これが、取れてはダメなコーティングです。
皆様がご質問される、『シルクを施工したら既存のコーティングが取れませんか?』に該当するコーティングです。
ここでもう一度おさらいです。この皆様が心配される【硬化するコーティング】ですが、固めて定着させています。逆の視点で見れば、水滴跡等で汚してしまった場合でも簡単には交換が出来ません。
そうなってくるとこの簡単には交換できない硬化するコーティングを汚れから守るための工夫が必要になります。
そこで活用されているのが、
【簡単に施工でき、防汚効果が高い。そして簡単に剥がせる(汚れと共に)】
コーティングなのです。
そうです!
取れても良いコーティングなのです。
多くの硬化型コーティング施工車には、この簡単には除去できない(=取れてはダメな)コーティングが施工され、その上層へ簡単に除去できる(=取れても良い)コーティングをトップコートとして施工してあります。
コーティング専門店でも定期メンテナンスが必要と言われますし、ディーラーオプションのコーティングにも必ずメンテンナスキットが付帯しますよね。
これは【取れるべきコーティングは定期的に入替てくださいね。】という事です。
もう、ご理解いただけたと思います。
この取れるべきコーティングの入れ替え作業を皆様がご自宅で簡単に出来る様にした製品がシルクです。
シルクで作業を行うという事は、施工店で定期メンテナンスを受ける事や、コーティングに付帯のメンテナンスキットを使って定期的にメンテナンスする事と同様です。
なのでシルクを使用してなんら問題が起きるとは考えられません。
作業を行わないほうが、かえって車が酷い状態に汚れてしまうのではないのかなと考えています。
硬化(高価)コーティングはノーメンテで良いと信じ続けメンテナンスをしないでいた結果
『気がついたら水滴跡が取れなくなっていた。。』
という苦い経験をされた方は多いはずです。
そのような方々のお役に立つと信じ、シルクをご提案し続けています!
【古いコーティングを除去する】→【新しいコーティングを作る】
それを、一度の作業で完結できる便利な製品がシルクです。
ですから、当然、シルクの使用に伴い、劣化し古くなった簡易コーティングは除去されます。
その様に作っています。
ただ取れてはダメなコーティングまでは除去できません。硬化コーティングはそんなに簡単には除去できません。
どうぞご安心ください。