BLOG
ブログ
2023.12.08
目に見える汚れだけを気にしていませんか?
愛車の紫外線対策はされていますか? 紫外線は汚れの放置と同じくらい塗装面に影響を及ぼします。紫外線の攻撃は塗装色の退色や、塗装面のチョーキング(粉吹き)現象を引き起こします。また塗装面だけでなくダッシュボードなど内装にもひび割れなどの劣化を発生させます。太陽の光が届く所すべてが紫外線の攻撃にさらされています。
汚れの様に短時間の放置で影響が出る事はないのですが、逆に長い時間をかけて徐々に劣化していきますので、劣化の進行に気づかないという点が厄介です。症状に気づいた時点では、もう手遅れというケースがほとんどです。
少しでもこれらの影響を抑えるために、おススメしている製品が有ります。下記にご紹介する製品は、どれも紫外線対策には効果がある成分を配合しています。
今回、紫外線に効果がある製品をご紹介するにあたり、耐紫外線性能はもちろんですが、その効果を向上させるため、もう一つの大切ポイントも押さえているか?という点も確認し決定しました。
むしろ、そのもう1つのポイントの方が大事かもしれません。
①オールサーフェイス スピードディテイラー
汚れの気になる箇所にスプレーして拭き取るだけで施工が完了します。
鳥の糞や虫の死骸などの汚れが簡単に除去できる事に加え、防汚、帯電防止、耐紫外線の効果を持ったコーティング被膜が残ります。
そして塗装面はもちろん、ダッシュボードやナビの画面、レザーシート(合皮シート)ゴムなどの内装品にも使用できますので、塗装面に対してだけでなく内装に対しても
「あー汚れてるな。。。。」
「ホコリがヤバっ!」
と思った時のお掃除にご使用いただければ、お掃除と同時に紫外線対策も出来てしまうという製品です。
「あっ!ここちょっと汚れてるから綺麗にしておこう♪」
シュー(スプレー音)
ふきふき
といった感じです。
そして気になる紫外線吸収性(耐紫外線性能)ですが、米国ではラッピンメーカー様の推薦品になっていたり、日本でも実際にレース車両に施工したラッピングシートにほぼ退色がなかったことから施工業者様が驚かれた事もある程です。(レース車両では主にボディーに付着するタイヤカスの除去に使っていました。)なので自信を持ってお奨めできます。
②ナノテクノロジーシーラント
外装の保護をメインに開発されたコーティング剤です。磨き傷対策の性能に優れています。
ナノサイズ化した成分が塗装面の目に見えないサイズの窪みにまで入り込み均一なコーティング面を作る仕組みです。
これにより『!!』と驚けるほど磨き傷が目立たなくなります。
加えて均一なコーティング面から得られる艶感や手触り感にも同様に『!!』と驚くインパクトがあります。
この手触り感は感覚的なだけでなく、実際に施工面の動摩擦係数を測ると、施工後のすべすべ感は約10倍アップしているというデータが数値として計測できます。
汚れた未施工面との比較ではなく、新車状態の未施工面と比較して10倍です。
少々紫外線から離れてしまったのですが、実はこのナノテクノロジーシーラントには紫外線に強い塗料であるパール(マイカ)カラーを製造する際に欠かせない成分と同じもの配合してあります。
これによりポリマーコーティングが本来持っている耐紫外線性能に加えて、紫外線を反射させる作用も加わります。
そして更に効果的に紫外線の攻撃から塗装面を守れるようになっています。
③ハイプドタイヤコーティング
耐紫外線性に優れた成分を配合しています。タイヤ側面に施工する事で降り注ぐ紫外線の影響を低減する事ができますので、タイヤのヒビ割れを抑える事が出来ます。
自社製品のPRじゃん。と思った方、ご容赦ください。
これらのコーティングは、車の美観に影響する紫外線からも愛車を守ってくれるという事は分かっていただけたと思います。
では、もう一つの大切なポイント、
その効果を向上させる事とは何かというと、
【施工が手間にならない。=何時でも小まめに使える。】
という点です!
??どういう事??
説明します。
紫外線の攻撃から守るというテーマと関係がないようで、とても関係してきます。
コーティングの効果は有限で、コーティングをしたからメンテナンスフリーで良いというのは大きな誤解です。あくまで、カーケアの補助的役割しかありません。
【これに関しては、別のブログでもご紹介していますので、良かったらご覧ください。】
つまり、コーティングを施工した後も、定期的なメンテナンスは必須です。
えー。。。そうなの??
そう思った方もきっと多いと思います。
有機化学の技術にベースがある以上、防汚性能や持続性に大きな差が出る事は考えづらく施工後はおおよそ同じ時間軸で効果は低下し、いずれ再施工が必要になります。これは避けられません。
手間を掛けずに、愛車の綺麗を維持したいという気持ちはみんな同じです。
これは永遠のニーズですので、少しでも持続性や防汚性の高さに優位性がある事をPRします。
巷にあふれるコーティング関連のPR動画も施工直後の一番良い状態を切り取って配信するので、さらに期待値が高くなるのも無理は有りません。
しかし
残念ながらコーティングしても美観の維持にはカーケア(洗車)が必要です。
そして被膜性能を維持する為に定期的なメンテナンス(再施工)も必要です。
だからこそ、思い立った時にサッと使える便利さも立派な性能であり、大切なポイントと思うのです。
結果として、常にコーティングが効いている状態を維持できます。
今回のテーマは紫外線による塗装面へのダメージです。
目に見える汚れは気づく事ができますが、
紫外線による塗装面のダメージは気づく事が難しいです。
塗装面は一切よごれていないキレイな状態であっても、
コーティングの効果が無くなっている状態であればダメージはゆっくりと進行し続けます。
加えてコーティングしたからノーメンテで良いと思っていたら
余計に気付けません。。。。。
定期的なカーケアの大切さをご理解いただけたでしょうか?
まず、定期的な洗車です。時間が無ければ洗車機でも良いです。
とにかく、コーティングを信用しすぎず、定期的に汚れを洗い流す事が大切です。
汚れを洗う??紫外線と関係あるの??
そう思われるかもしれませんが、塗装面に付着した種々の汚れが紫外線による影響を受け、塗装面へのダメージを更に加速させるという事実もあります。
そして洗車や洗車機の後には、2回に1回の割合でも良いので、コーティング剤でお車の肌(塗装面)を保護してあげてください。これは市販のコーティング剤で充分です。
簡単ですよね?でもこれが本当に大切です!
愛車美を長く保つ選択をしていただくために書かせていただきました。
お役に立てると幸いです。
こんな感じで作業を進めてみてく【軽い汚れ】だけしかなく、洗車で塗装面が綺麗になる状態でしたら、シーラントを施工して終了でOKです!
ここで除去できていない汚れが確認できた場合ですが、その汚れがどのレベルなのか判断が難しいのが実際なので先ずはシルクを使って除去作業を行います。この作業で【中程度の汚れ】又は【酷い汚れ】であれば綺麗に除去が可能です。シルクには高性能な防汚コーティングの効果もありますので、そのままカーケアを終了しても大丈夫ですし、更なる艶感や磨き傷対策をお考えの場合はシーラントを追加施工して終了です。
残念ながら上記の作業でも、まだ除去できない【酷い汚れ】が残っている場合は、その汚れの部分のみピンポイントでヘックスを使って磨いてください。そして綺麗になった事が確認できたら、もう一度ヘックスを使用した部分のみ、シルクを施工。又は追加でシーラントを施工して終了となります。
それでも綺麗にならない場合は【劣化変質】のレベルです。これはもう汚れではないので、プロにお任せしてください。一般の方が深追いしてポリッシャーを使ったりすると取り返しのつかない事になってしまいます。
いかがでしたでしょう?
こんな感じで作業を進めてみてください。ださい。