塗装面を永く美しく保つために
シラン皮膜特有の耐スクラッチ特性と有機皮膜の安定した防汚性能。両方のメリットを備えたハイブリットコーティングです。従来のポリマーやワックスと比較し、保護性能が格段に向上しています。磨き傷と汚れから塗装面を守る性能に優れています。
ナノテクノロジー
ナノ化した低分子シランは塗装面の僅かな凹凸にも入り込み定着できます。この性能により塗装面の平滑度を高める事ができます。この結果、磨き傷が目立ちにくくなるだけでなく、施工面が鏡面化され、極度の艶感が生まれます。 ボディーにハッキリと輪郭が写り込む程の仕上がりが簡単に再現できます。
耐スクラッチ耐摩耗
ナノ粒子化したシランハイブリットポリマーにより施工表面の摩擦係数を大幅に下げる事ができました。これにより磨き傷の軽減が期待できます。これは高性能オイルがエンジン内部(シリンダーやピストン)をスクラッチや摩耗から保護するのと同じ仕組みです。
摩擦係数測定 鋼球ポイント接触により塗装片の摩擦係数を測定
表面処理 | 測定箇所 | 静摩擦係数 | 動摩擦係数 | ||||
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μs | μk1 | μk2 | μk3 | μk4 | μk5 | ||
コーティング無 | 1 | 0.406 | 0.350 | 0.420 | 0.387 | 0.330 | 0.321 |
2 | 0.184 | 0.184 | 0.228 | 0.200 | 0.382 | 0.261 | |
3 | 0.498 | 0.387 | 0.356 | 0.398 | 0.401 | 0.228 | |
4 | 0.459 | 0.459 | 0.354 | 0.389 | 0.344 | 0.298 | |
AVG | 0.387 | 0.330 | 0.336 | 0.369 | 0.364 | 0.277 |
ナノテク シーラント施工 |
1 | 0.085 | 0.032 | 0.029 | 0.029 | 0.024 | 0.022 |
2 | 0.069 | 0.030 | 0.035 | 0.034 | 0.031 | 0.029 | |
3 | 0.063 | 0.053 | 0.052 | 0.043 | 0.037 | 0.008 | |
4 | 0.076 | 0.031 | 0.044 | 0.038 | 0.028 | 0.016 | |
AVG | 0.073 | 0.036 | 0.040 | 0.036 | 0.030 | 0.019 |
高UVカット
高い紫外線カット性能を持ちます、ボディーだけでなく、ヘッドライトレンズやFRP、ウェットカーボンなどを成型する樹脂に使用する事で、紫外線を原因とする黄変からパーツを守る効果が期待できます。
- シラン有機ポリマーによるコーティング保護(6~12ヶ月間の防汚効果)
- 施工面の耐スクラッチ、耐摩耗性向上
- スーパーハイグロスフィニッシュ
- 超疎水性被膜(水滴跡が形成されづらい)
- 磨き傷を隠蔽する効果
- UVカット効果
- 帯電防止効果
商品名 | nano technology SEALANT | 品番 | VR8002 |
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内容量 | 340g | 希望小売価格 | ¥3,850(税込) |
使用可能箇所
使用可能面
ウレタン塗装面、アクリル塗装面、アルマイト処理面、クロームメッキ面、コーティング処理面、プラスチック製品、ガラス(外側)、金属製品、カーボン製品(※1)、チタン製品、マット塗装面、ステッカー類、ラッピングシート
※1クリアコーティングされていないドライカーボン(オートクレイブカーボン)には使用できません。
使用前に、必ずよく振ってください。 | |
施工面を綺麗にしてください。砂泥や水アカ、水滴跡などが施工面に付着していない状態にします。塗装面を洗浄しても、水アカや水滴跡が酷く除去できない場合はVR7002シルク又はVR7006ヘックスでの磨き作業をおすすめいたします。(ガラスコーティング施工車両の場合はVR7002シルクで磨き作業を行ってください) | |
塗装面が乾いていて、熱くない状態で本剤の作業を開始してください。施工面にワンプッシュスプレーし、乾いており汚れていないマイクロファイバークロスで丁寧に拭き伸ばして行きます。作業中にクロスが軽く動くようになり、ムラが無くなるまで丁寧に拭き上げてください。 | |
上記の作業を繰り返して施工を行います。途中クロスが本剤で湿ってしまった場合は、新しく乾いて清潔なクロスに交換して作業を進めます。 |
注意事項
※施工作業には他の薬剤がついていない清潔で乾いたマイクロファイバークロスをご使用ください。
※本剤を施工した面は摩擦抵抗が抑えられ大変滑りやすくなります。オートバイなどの車体の一部を体でホールドしコントロールする乗り物へご使用される場合は、滑ると危険な部分への施工はしないでください。