HOME > お役立ち情報 > 高価(硬化)なコーティングはメンテナンスしなくて良い? CATEGORY メディア 製品 イベント カーケアのアレコレ カーケアのアレコレ 2023/12/21 高価(硬化)なコーティングはメンテナンスしなくて良い? 私がカーケア製品に携わる様になってから、10年が過ぎました。ほぼ毎週イベント等で全国各地にお邪魔しております。その間、本当に多くのお車を拝見し、そのオーナー様とも沢山お話をしてきました。 そんな中で思う事があります。 それが、今回の内容です。 ブースにお越しになる皆様は、それぞれにカーケアにお悩みをお持ちですが、水滴跡についてのご相談が実に多いのです。 そして水滴跡のお悩みを持つ方に共通したのが、硬化型コーティングの施工でした。 私達はイベントで製品を販売する前に、その製品がお客様のお悩みを解決できるかを実際に確かめていただくスタイルですので、その場でシルクで除去できるか試してみるのですが、硬化型コーティングへ焼き付いた水滴跡は本当に固着が激しく、除去ができない場合があります。 その場合はコンパウンド(ヘックス)の使用をご了解いただき、除去します。 私たちの作業を傍らで確認されているオーナー様が残念そうに一言 『〇〇年はノーメンテナンスで良いと聞いているんだけどなぁ。。。』 そんな感じです。 塗装面を保護するコーティングが半永久的である事は間違いはありません。 ただその伝わり方に疑問を感じます! コーティングをしたらノーメンテで大丈夫という事はありません。 むしろ逆です。 コーティング施工車こそ、定期的なメンテナンスが必要です。 誤解が無いように申し上げておきますが、硬化型(固まって数年持続する)コーティングがダメと言っている訳ではありません。 硬化型コーティング ↓ 半永久 ↓ 硬化型コーティングが汚れたらその状態も半永久 という弱点があります。 ですので、その硬化型コーティングを守るために、有機系の防汚力に優れたコーティングをその上にもう一層コーティングして完成となります。 これをトップコートとかオーバーコートと言います。 このトップコート(有機コーティング)は、 有限です。 施工直後より、汚れと戦いながら劣化していきます。 必ずです。 そして劣化に伴い防汚力は落ち、水滴や汚れが付着し易くなります。 必ずです。 なので、そのタイミングで防汚(有機)コーティングをメンテナンス(再施工)してあげなければいけません。 一年もノーメンテのままだと防汚(有機)コーティングは完全に消失し、汚れは直に硬化コーティングへ固着を始めます。 そして水滴跡が酷く目立つ結果となってしまいます。 コーティングをしたらノーメンテで大丈夫という事はありません。 コーティング施工車こそ、定期的なメンテナンスが必要です。 そんなことなど知る由もなく、ノーメンテのセールスポイントを信じたばかりに 残念な結果となっている車は多いのではないでしょうか? ですので、硬化系コーティングを施工しても安心せず、1~2ヶ月に一度は必ずメンテナンスをしてください。 そう伝わる説明をした方が良いのではと感じます。 『このベースコーティングは塗装面に固着し半永久的に残ります。硬度が高く塗装面を磨き傷から守ってくれます。』 『ただ、水滴跡や汚れには弱いです。』 『ですので、上にもう一層、汚れや水滴に強いコーティングを施工してあります。トップコートと言います。』 『トップコートは水をや汚れを弾きお車の綺麗を維持すると共に、ベースコーティングを劣化から守ってくれる役目を持ちます。ただベースコート程の持続性は無く、少しづつコーティングの効果を無くしていきます。』 『お客様には、こちらの付属キットで定期的に洗車とトップコートのメンテナンスをお願いしております。これはコーティングを長く維持する為に必ず必要な事です。』 ポイントが正しく伝われば、ユーザーも正しくメンテナンスできて、初めて永く持続するコーティングになるのではないでしょうか? 硬化コーティングを施工されている皆様、決して安い投資ではなかっと思います。 定期メンテナンスがコーティングを長持ちさせます。是非ご確認ください。 そして、 コストもかかりそうだし、そんな定期的にメンテナンスできそうにないなぁ。。。 という方は、最初から硬化型コーティングを施工しないという選択肢も有ります。 まぁ定期的に洗車もするし。。。 “汚れ”や“水滴跡”が塗装面に固着しなければ良いかな。 この場合、用品店で手に入る簡易コーティングだけで充分に効果を発揮できます。 そもそも硬化コーティングを保護の為のトップコート(防汚コート)も用品店で購入できる簡易コーティングも基本は同じです。 実は私もこれだけです。 月イチの洗車と仕上げの簡易コーティング。 そして年に3回の下地処理&コーティング作業 これで十分に愛車を綺麗な状態に維持しています。 『凄いピカピカですね!高いコーティングですか?』 と聞かれる事も笑 大切なのは定期的なカーケア(洗車)とコーティングメンテナンス(再施工)なんです。 是非お試しになってみてください 面倒だなぁ。。。。 という声が聞こえましたよ(笑) ここ20年の間に製造された車は、とても良い塗料が使われており表面硬度も3~4H程ありますし、耐熱性や耐候性にも大変優れています。 つまり磨きにも強く酸性クレーターやイオンデポジットに対する耐性も十分に備わっているという事です。 残念なぐらい汚してしまったとしても、丁寧にメンテナンスしてあげれば『えっ!!ヤバ』というぐらい新車感が復活します。 カーケアは愛車とのスキンシップです! 面倒クサがらずに楽しみましょう! 恋こがれて手に入れた愛車なんですから、 大好きすぎて家族に内緒で沢山お金を使った愛車なんですから(笑) 手を抜いて楽をしようと思ってはだめです。 きちんと向き合って、しっかり手をかけてあげてください。 (手前みそですがVOODOORIDEシルクは、面倒くさがりな方にも好評です!) コーティングは、あくまでカーケアを楽にするための補助的な物なのです。 コーティングに性能を求めても限界があるという事だけはお忘れなく! 愛は車を救う!! TAGS タグ 掲載 RANKING 最近人気の記事 洗車とエコ
私がカーケア製品に携わる様になってから、10年が過ぎました。ほぼ毎週イベント等で全国各地にお邪魔しております。その間、本当に多くのお車を拝見し、そのオーナー様とも沢山お話をしてきました。
そんな中で思う事があります。
それが、今回の内容です。
ブースにお越しになる皆様は、それぞれにカーケアにお悩みをお持ちですが、水滴跡についてのご相談が実に多いのです。
そして水滴跡のお悩みを持つ方に共通したのが、硬化型コーティングの施工でした。
私達はイベントで製品を販売する前に、その製品がお客様のお悩みを解決できるかを実際に確かめていただくスタイルですので、その場でシルクで除去できるか試してみるのですが、硬化型コーティングへ焼き付いた水滴跡は本当に固着が激しく、除去ができない場合があります。
その場合はコンパウンド(ヘックス)の使用をご了解いただき、除去します。
私たちの作業を傍らで確認されているオーナー様が残念そうに一言
『〇〇年はノーメンテナンスで良いと聞いているんだけどなぁ。。。』
そんな感じです。
塗装面を保護するコーティングが半永久的である事は間違いはありません。
ただその伝わり方に疑問を感じます!
コーティングをしたらノーメンテで大丈夫という事はありません。
むしろ逆です。
コーティング施工車こそ、定期的なメンテナンスが必要です。
誤解が無いように申し上げておきますが、硬化型(固まって数年持続する)コーティングがダメと言っている訳ではありません。
硬化型コーティング
↓
半永久
↓
硬化型コーティングが汚れたらその状態も半永久
という弱点があります。
ですので、その硬化型コーティングを守るために、有機系の防汚力に優れたコーティングをその上にもう一層コーティングして完成となります。
これをトップコートとかオーバーコートと言います。
このトップコート(有機コーティング)は、
有限です。
施工直後より、汚れと戦いながら劣化していきます。
必ずです。
そして劣化に伴い防汚力は落ち、水滴や汚れが付着し易くなります。
必ずです。
なので、そのタイミングで防汚(有機)コーティングをメンテナンス(再施工)してあげなければいけません。
一年もノーメンテのままだと防汚(有機)コーティングは完全に消失し、汚れは直に硬化コーティングへ固着を始めます。
そして水滴跡が酷く目立つ結果となってしまいます。
コーティングをしたらノーメンテで大丈夫という事はありません。
コーティング施工車こそ、定期的なメンテナンスが必要です。
そんなことなど知る由もなく、ノーメンテのセールスポイントを信じたばかりに
残念な結果となっている車は多いのではないでしょうか?
ですので、硬化系コーティングを施工しても安心せず、1~2ヶ月に一度は必ずメンテナンスをしてください。
そう伝わる説明をした方が良いのではと感じます。
『このベースコーティングは塗装面に固着し半永久的に残ります。硬度が高く塗装面を磨き傷から守ってくれます。』
『ただ、水滴跡や汚れには弱いです。』
『ですので、上にもう一層、汚れや水滴に強いコーティングを施工してあります。トップコートと言います。』
『トップコートは水をや汚れを弾きお車の綺麗を維持すると共に、ベースコーティングを劣化から守ってくれる役目を持ちます。ただベースコート程の持続性は無く、少しづつコーティングの効果を無くしていきます。』
『お客様には、こちらの付属キットで定期的に洗車とトップコートのメンテナンスをお願いしております。これはコーティングを長く維持する為に必ず必要な事です。』
ポイントが正しく伝われば、ユーザーも正しくメンテナンスできて、初めて永く持続するコーティングになるのではないでしょうか?
硬化コーティングを施工されている皆様、決して安い投資ではなかっと思います。
定期メンテナンスがコーティングを長持ちさせます。是非ご確認ください。
そして、
コストもかかりそうだし、そんな定期的にメンテナンスできそうにないなぁ。。。
という方は、最初から硬化型コーティングを施工しないという選択肢も有ります。
まぁ定期的に洗車もするし。。。
“汚れ”や“水滴跡”が塗装面に固着しなければ良いかな。
この場合、用品店で手に入る簡易コーティングだけで充分に効果を発揮できます。
そもそも硬化コーティングを保護の為のトップコート(防汚コート)も用品店で購入できる簡易コーティングも基本は同じです。
実は私もこれだけです。
月イチの洗車と仕上げの簡易コーティング。
そして年に3回の下地処理&コーティング作業
これで十分に愛車を綺麗な状態に維持しています。
『凄いピカピカですね!高いコーティングですか?』
と聞かれる事も笑
大切なのは定期的なカーケア(洗車)とコーティングメンテナンス(再施工)なんです。
是非お試しになってみてください
面倒だなぁ。。。。
という声が聞こえましたよ(笑)
ここ20年の間に製造された車は、とても良い塗料が使われており表面硬度も3~4H程ありますし、耐熱性や耐候性にも大変優れています。
つまり磨きにも強く酸性クレーターやイオンデポジットに対する耐性も十分に備わっているという事です。
残念なぐらい汚してしまったとしても、丁寧にメンテナンスしてあげれば『えっ!!ヤバ』というぐらい新車感が復活します。
カーケアは愛車とのスキンシップです!
面倒クサがらずに楽しみましょう!
恋こがれて手に入れた愛車なんですから、
大好きすぎて家族に内緒で沢山お金を使った愛車なんですから(笑)
手を抜いて楽をしようと思ってはだめです。
きちんと向き合って、しっかり手をかけてあげてください。
(手前みそですがVOODOORIDEシルクは、面倒くさがりな方にも好評です!)
コーティングは、あくまでカーケアを楽にするための補助的な物なのです。
コーティングに性能を求めても限界があるという事だけはお忘れなく!
愛は車を救う!!